トケイソウ〈Passion flower〉南米を中心 に400種類以上が知られ、花が時計の文字盤と針に似ていて美しいので観賞用とされます。チャボトケイソウはアメリカ合衆国を 原産地に持ち、西欧で最も有名な鎮静ハーブである。西欧特にヨーロッパでは多くの鎮静剤、睡眠薬に使用されている。事実我が 国のハーブ製造拠点はヨーロッパにあり、ハーブに関する調査、実用化はヨーロッパで行われている。米国のFDAはチャボトケ イソウを安全で有効なハーブとして認めていないが、ドイツの健康管理当局は神経性不安定を含む症状に使用することを承認して いる。チャボトケイソウの研究は現在も行われているが、科学者はこれまでのところその薬効性の要因となるいかなる化学成分も 見いだしていない。おそらく彼らは見つけられないだろう。ほとんどのハーブ、特に強壮効果を持つハーブについてはまず不可能 である。米国の薬品研究、製造、取り締まり機構には重大な欠陥があり、それが災いとなってハーブに関する適切で有意義な調査 の実施が妨げられている。現在までのところ、全ての薬品の調査と承認は、単一の化学成分効果を対象としている。その方がテス トも取り締まりも簡単だからである。しかしながら最近の調査と臨床データーによると、単一作用の化学薬品は毒性が強すぎるか または効果が低いことが明らかになってきている。彼らは組み合わせ(ガンの化学療法で行っているように)に目を向け、中国で 行われているように強壮剤を使って有毒な副作用を緩和させるべきである。通常の有毒な単一化学成分薬品とは異なる手法でハー ブ薬品を扱うこともよいだろう。

種 別トケイソウ属(トケイソウ科)
利用部位乾燥した花及び果実の冠部
効能鎮静、鎮痙、発汗作用、高血圧
伝統的用途不眠症、神経性不安、ヒステリー、神経性頭痛、神経痛、癇癪