イタドリ〈Giantknotweed〉は東アジア地域原生直物であったが、しだいに北米国大陸 に広がり、今ではニューイングランド及び周辺の州、カナダの至る所でめにすることができる雑草である。若芽は食用にもなる。イタドリは米国 で大量に主格できるにもかかわらず、米国産イタドリの根や茎は利用されていない。基本的には中国から虎杖として輸入されている。
イタドリは植物学的に見るとツルドクダミやそばに大変よく似ているが、その用途は全くと言っていいほど異なる。ツルドクダミ (特に精製されたもの)やそばは強壮剤や食品として長年用いられてきたが、イタドリは特定の病状の治療に限って用いられる。 近年、中国においてイタドリは火傷や急性ウィルス性肝炎に処方され、素晴らしい成果を上げている。また、日本及び中国の研究により、イタドリの 含有する成分中に抗バクテリア作用、抗ウィルス作用、肝臓保護作用、抗酸化作用を持つものが含まれていることが明らかになっている。
解毒作用、火傷への有効性、傷の治療、収れん作用、抗菌作用、抗酸化作用といった古代と現代にまたがる幅広い特性を生かして、 イタドリはスキンケア化粧品やホーム用品にも利用されている。イタドリ抽出液を含有成分とする化粧水、疲労回復剤、マッサージ及 びクレンジングクリームはハーブ消毒薬とともに、最近、合衆国環境保護局の認可を受けている。

種 別ダテ属(ダテ科)
利用部位根・根茎
効能抗関節炎、抗リューマチ、鎮痛、解毒、咳止め、去痰、抗バクテリア、抗ウィルス、抗酸化作用
伝統的用途関節痛、黄疸、月経障害、多量の痰を伴う咳、皮膚のただれ、おでき、外傷
近代の用途傷、急性ウィルス性肝炎、急性感染症(虫垂炎等)