へちま(luffa)老廃した皮膚細胞を除去し、皮膚を刺激するために風呂場で用いるスポ ンジとして の使用法は別にして、へちまに非常に多くの薬効成分と用途があることはあまり知られていない。どうみても体をきれいにし、皮膚 を刺激する以外に何の用途もない 繊維である。しかし、中国ではへちまを少なくても1000年にわたって薬として使用してきた。マウスの実験で、へちまの煎じ汁 が、抗炎、鎮痛、精神安定効果を 持つことが最近になって実証されている。
我々はヘチマスポンジの皮膚に対する物理的な効果のみを考えがちだが、へちまが皮膚に接することによって体を清潔にし刺激する だけでなく、いくつかの有効成分が 体内に浸透すると考えても、これは決してこじつけではない。ヘチマの持つ解毒性、抗炎作用から、へちまの粉や抽出物を洗顔剤や クレンジンククリームに入れるのも 決して妥当性がないとは言えない。

種 別ヘチマ属(ウリ科)
利用部位熟した古い果実から表皮、果肉、種子などを除いた繊維状の残留物
効能血液循環促進、体内のエネルギー循環促進、解熱
痰の分解、解毒、抗炎。鎮痛。精神安定
伝統的用途リューマチ、関節痛、筋肉痛、胸痛、無月経、
睾丸の腫れと痛み、痔、母乳分泌過少
近代の用途帯状疱疹