ハトムギ〈Chinese pearl barley 〉東南アジア原産の大型草木で、光沢のある実で数珠をつくることから数珠玉の名があります。 食用となるのは栽培変種のハトムギです。約二千年以前から愛用され、その効果は朝鮮人参に似ていますが効き目は穏やかである。 アジアでは中国ハトムギは食品や薬品として生活の中に溶け込んでいる。中国では関節痛及び関節硬化の食餌療法に単体でまたは スープの材料として日常的に使用されているハーブである。歴史的に見ると効果がありそうである。もしあなたが関節痛や関節硬 化で悩んでいるのであれば、ステロイドを使用して引き返せない道に迷い込む前に、是非これを試していただきたい。極めて簡単 である。30gから50gの通常のハトムギを煮てできるスープを飲むか、好みによってはそのまま食べればよい。効果が現れるまで 1~2週間続ける。万が一効果が認められれば、一生つきまとわられるステロイドの薬禍から救われるのである。中国ハトムギの 伝統的な効果と用途の多くは現代にいたって科学的根拠を得ているようである。日本の科学者グループが数十年にわたる動物実験 によって、数多くの化学成分を単離させている。コキソル(抗炎症、抗ヒスタミン、筋肉弛緩、解熱作用など)、コキサン(血糖 値を下げる成分を持つペフチド含有多塘類)なのである。このほかにも動物実験では有効性を測定出来ないほど微妙な効果を持つ 通常の栄養素、すなわち脂質(塘脂質、リン脂質、ステロール等)、アミノ酸、アデノシン、チアミン、その他を含んでいる。中 国ハトムギは1時間以上煮ると通常のハトムギのような味に変わるが、様々な点で異なる性質を持つ。通常のハトムギは中国ハト ムギほどその効果について評価を受けていない。皮肉なことだが、最近、通常のハトムギが中国ハトムギと称して、スープ材料と して販売されるという現象が起きている。アメリカの中華街で幾度無く目にしている。このようなまがいものに、中国ハトムギの 効果を求めることは決してできない。

種 別ジュズダマ属(イネ科)
利用部位熟種子
効能利尿、脾臓活性、解熱、関節をやわらげる、抗腫脹、膿を出す抗酸化性、一般的強壮
伝統的用途関節痛、リューマチ、浮腫
近代の用途いぼ、湿疹、慢性腸炎、下痢、肺腫瘍、急性虫垂炎